境川に発生しているウキクサについて
ページID K1040684 更新日 令和7年8月26日 印刷
ウキクサの様子
境川では7月下旬から、西水門から東水門にかけてウキクサと呼ばれる水草が発生し、大量に見られる状況となっています。
令和5年8月ごろにも同様に大量発生しましたが、一時的なものであり気温の低下とともに見られなくなりました。
また、河川管理者である県からは、人の健康や環境に悪影響を与えるよるものではない、という見解を得ています。
境川の水質を浄化する取り組み
毎年、夏季期間に、境川の水質や臭いについて多くのご意見やお問い合わせをいただいています。
境川では、台風などによる大雨・高潮などから市街地を守るため、旧江戸川との合流点に西水門を、市役所脇の中流域に東水門を設置しています。また、市域全体が平坦な地形で川の流れがほとんどないことから、水質が比較的悪化しやすい状況になっています。
そのため、川の利活用を促進することで、まちのにぎわいづくりを図る「境川かわまちづくり」の一環として、市民参加による水質調査を行いながら、西水門・東水門の開閉操作の工夫や東水門に隣接する境川排水機場の排水ポンプの稼動により人工的に川の流れをつくるなど、水質浄化に向けた社会実験を行っています。
水質調査の様子
ウキクサの発生要因
現在、河川管理者の県と市で検討を行っており、発生要因は不明ですが、以下のような理由が考えられます。
- 気象条件により、旧江戸川の水位が安定しており、水門を予定どおりに開閉できているため、植物にとって栄養が豊富な状況となったこと
- 異常気象による高温が、連日、続いていること
- 浦安市には田畑が無いことから、除草剤などの散布が極めて少なく、河川への流入も無いため、植物にとって、生育がしやすい環境となっていること
今後の対応
現在の境川にはウキクサだけでなく、都市河川ではあまり見られない希少種であるリュウノヒゲモの生育も確認されています。
これらの植物は一般的には水質浄化に寄与するものと思われ、川に対して悪影響を与えるものではないと考えられます。
今後、気温の低下とともに枯れていくことが想定されますが、引き続き、県と連携しながら川の流れによる河川の水質浄化に努めます。
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