帯状疱疹ワクチン定期接種
ページID K1044719 更新日 令和7年4月28日 印刷
予防接種法の改正により、4月1日(火曜日)から、帯状疱疹ワクチンが定期接種化されました。対象の方には、令和7年6月以降に順次、予診票や実施医療機関一覧などを発送します。予診票などの発送時期までに接種を希望される方は、お問い合わせください。
なお、浦安市では、帯状疱疹定期接種対象外の方に、任意接種として帯状疱疹予防接種費用の一部助成を行っています。詳しくは、次のリンク先をご覧ください。
対象
浦安市に居住していて、住民基本台帳に登録のある方で、次のいずれかに該当する方。
- 令和7年度に65歳を迎える方
- 60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がいがあり日常生活がほとんど不可能な方
注記:令和7年度から令和11年度までの5年間は、経過措置として、その年度に70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳となる方、令和7年度は、100歳以上の方は全員対象となります
接種回数・接種費用
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン 生ワクチン(ビケン)
-
1回まで
自己負担額(医療機関窓口で支払う額):2,500円
- 燥組換え帯状疱疹ワクチン 不活化ワクチン(シングリックス)
-
2回まで
自己負担額(医療機関窓口で支払う額):1回6,500円
次の項目に該当する方は自己負担金はありません。
・生活保護を受けている方
・中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国に中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律の規定による保護を受けている方
・市民税非課税の方
個別通知発送前に接種を希望される場合
個別通知発送前に接種を希望される場合は、以下のいずれかの方法で申請してください。
申請者の課税状況や接種歴などを確認する必要があるため、混雑状況によりますが目安として発行までに1週間から2週間程度要しますので、ご承知おきください。
窓口で申請する場合
身分証明書(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)をお持ちのうえ、健康増進課(健康センター1階)へおいでください。
注記:窓口に申請書を用意していますが、添付ファイル「浦安市帯状疱疹予防接種予診票等申請書」をダウンロードして記入済みの申請書を持参することも可能です
郵送で申請する場合
浦安市帯状疱疹予防接種予診票等申請書(添付ファイルをダウンロード)と身分証明書(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)のコピーを、〒279-8501 浦安市役所 健康増進課へ
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。
初めてウイルスに感染した時は水ぼうそうとして発症し、治った後もウイルスは生涯にわたって神経節に潜伏します。日本の成人の約9割がウイルスを保有しているとされています。
普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられていますが、過労やストレス、加齢によって免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹として体の片側に強い痛みを伴う帯状の発疹が現れます。
帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、何カ月、時には何年も痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛になる可能性があり、まれに合併症による障がい・後遺症が残ることもあります。
帯状疱疹になりやすい年代
帯状疱疹は50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人は発症するといわれています。
周りの人にうつる?
帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、これまで水ぼうそうにかかったことがない人、免疫のない人には、水ぼうそうとして感染・発症する可能性があります。
帯状疱疹の予防
帯状疱疹の予防には、免疫力が低下しないよう日頃から体調管理に気を付けることが重要です。
また、50歳以上の方または帯状疱疹にり患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方は、任意の予防接種を受けることも可能ですので、医療機関へお問い合わせください。
注記:帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方とは、以下のような方が該当します
- 疾病または治療により免疫不全にある者、免疫機能が低下した者または免疫機能が低下する可能性がある者
- 上記以外で、医師がワクチンの接種を必要と認めた者
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチンは2種類あり、接種回数や効果などに違いがありますので、必ず医師にご相談ください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン
- ワクチン製造メーカー
- ビケン(阪大微研)
- 種類
- 生ワクチン
- 対象
- 50歳以上の方
- 接種回数
- 1回
- 接種方法
- 皮下注射
- 発症予防効果
- 約60%
- 持続性
- 約5年
- 接種を受けることができない方
-
- 明らかな発熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 水痘ワクチンによる強いアレルギー症状を起こしたことがある方
- 妊娠している方
- 免疫機能に異常のある疾患を持っている場合や、免疫抑制をきたす治療を受けている方
- その他予防接種を行うことが不適当な状態にある方
- 副反応(頻度1%以上)
-
- 注射部位:発赤、そう痒感、熱感、膨張、とう痛、硬結
- 注射部位以外:けん怠感、発疹
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
- ワクチン製造メーカー
- シングリックス(GSK)
- 種類
- 不活化ワクチン
- 対象
- 50歳以上または帯状疱疹にり患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方
- 接種回数
- 2回(2回目は1回目の接種から原則2カ月後、遅くとも6カ月後までに接種する)
- 接種方法
- 筋肉注射
- 発症予防効果
- 約90%
- 持続性
- 約11年
- 接種を受けることができない方
-
- 明らかな発熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 帯状疱疹ワクチンによって強いアレルギー反応を起こしたことがある方
- その他予防接種を行うことが不適当な状態にある方
- 副反応(頻度1%以上)
-
- 注射部位:とう痛、発赤、膨張
- 注射部位以外:筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒、発熱、胃腸症状
注記:国立感染症研究所帯状疱疹ワクチンファクトシート平成29年2月10日、第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会資料、ワクチン取扱説明書より
帯状疱疹の治療方法
帯状疱疹を発症したら、抗ウイルス薬や痛みを抑える鎮痛薬などを使います。抗ウイルス薬による治療は、できるだけ早く開始することが大切ですので、痛みを伴う発疹を見つけたら早めに医療機関を受診してください。
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このページに関するお問い合わせ
健康増進課
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目2番5号(健康センター1階)
電話:047-381-9059 ファクス:047-381-9083
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。